ダイエットのために走るのはナンセンスな5つの理由

ボディメイクスペシャリストの久野(@hisano1012)です(*゚▽゚*)
今回は走ると痩せられるのか?について。
結論から言うと「走る事だけでは痩せにくい。またプラス面だけでなく様々なデメリットがある」と私は考えます。それでは順番に説明していきます。

目次

ジョギングの消費カロリーは思ったほど多くない

体重60kgの人が軽めの速度で一時間走って消費されるカロリーは300kcal程度。脂肪1キロを落とす為に必要な消費カロリーは7200kcal。つまり脂肪1キロを落とす為には24時間ほどのジョギングが必要となる。

ジョギングは「筋肉を減らす」

運動初心者にはジョギングであっても脚の筋肉への良い刺激となるので筋肉は減るどころか増えたりもする。しかし慣れてくるとジョギングの消費カロリーは筋肉を分解して取り出してしまう可能性がある。筋肉こそが身体のラインを作るのでジョギングで痩せられたとしても引き締まって見えず、体は萎んでしまう。

ジョギングは「お腹が空く」

走った後、「あーお腹が空いた!」となったことはないでしょうか。身体をたくさん動かすアクティビティは食欲を増進させてしまう。ジョギングで200〜300kcal消費したとしてもすこし余分にオイリーなおかずや炭水化物を食べれば容易に消費カロリーは摂取カロリーを下回る。

ジョギングは「膝の怪我を頻発させる」

ダイエットに励む人は過体重の人が多いわけです。体重が重く、基礎的な筋力がない人がジョギングをすれば膝の負担となり怪我をしやすい。なのでもしやるとすれば、ウォーキングの方がベター。

ジョギングは股関節柔軟性を低下させる可能性がある

スローなジョギングの歩幅は実はかなり狭い。このように小さな範囲でしか動かさない運動は股関節筋肉の柔軟性を低下させる可能性があります。大きな歩幅でやるか、ウォーキングの方がベターです。

以上の理由で走ることは様々なデメリットがあり、ダイエットに向いているとは思いません。有酸素運動でカロリーを消費したいのなら、、、

  • ウォーキング
  • ステアクライマー
  • クロストレーナー
  • バイク

などをオススメします。そしてなにより、、、

有酸素運動の消費カロリーはかなり低い。
有酸素運動で痩せるなら週に5回以上30分以上の運動程度の労力が必要。
それをする覚悟があるならそれでも良いが、週に一度気が向いた時に走る程度ではほとんど意味はない。
結局、食事をコントロールする以外に現実的に痩せる手段はない。

「食事制限は一切せずに痩せられる!」という広告を見た事がありますが、それがいかに商品を売るための真っ赤なウソなのかがよく分かりますね。

なので痩せたい人はまず食事のコントロールをしていきましょう(*゚▽゚*)もし有酸素運動を付け加えたいならその後ですね。

、、、ちなみにぼくは今回のオールジャパンでは有酸素運動は1秒もしませんでした。全て食事のコントロールのみで体脂肪を落としました。一般の方のダイエットではなおさら必要ないなと認識を強めた次第です。

「どうやって食事は気をつけたらいいのか?」

「引き締まった身体を手に入れるにはどうすればいいのか?」

と思われた方はこちらのページもご覧ください。

※本記事はこちらの記事を加筆したものです。